第二弾の今回は、Vectorworks Architect、Landmark、Spotlightで使える新機能をご紹介します。
第一弾の記事はこちらからご覧いただけます。
ドア/窓アセンブリは、複数のドア、窓、シンボル、パネル、壁の面材を自由に組み合わせて一体化した開口部として設計・管理できる機能です。複雑な開口部を持つファサードや店舗のショーウインドウ、間口のデザインに対応できます。
各アセンブリはスタイル保存が可能なほか、レポートやグラフィック凡例の機能にも対応しており、 これらをまとめた建具表が作成できます。
(この機能はArchitect、Landmark、Spotlight、Design Suiteに搭載)

ドアツールと窓ツールの設定において、新たに詳細レベルの項目が追加されたことにより、各詳細度レベルのパーツごとの表現をより細かく制御できるようになりました。また、2D表示項目も強化され、切断面だけでなく、その上下に関しても線種や太さなどの個別の制御が今まで以上に柔軟に可能です。
壁に関しては、3D形状から2D図面を直接作成するようになり、精確な表示を実現しています。切断面の高さをデザインレイヤ、壁、配置する建具やシンボルごとに設定できます。
(この機能はArchitect、Landmark、Spotlight、Design Suiteに搭載)

新たに搭載される植栽スタイルマネージャは、分かりやすいインターフェイスと高度なフィルタ機能で植栽スタイルを容易に管理、更新できます。Webサイトやスプレッドシートからのスムーズなデータ取り込みと、柔軟な植栽配置・編集機能により、クリエイティブな時間を確保しつつスムーズで直感的な植栽デザインを可能にします。
(この機能はLandmark、Design Suiteに搭載)

Vectorworksのサステナビリティダッシュボードは、設計作業中にエンボディドカーボン、都市緑化係数(UGF)、バイオマス、生物多様性ネットゲイン(BNG)をリアルタイムで追跡できます。
プロジェクトがコンセプト段階からサステナビリティ基準を満たすことを保証できることで、後工程での修正の手間を防ぎ、要件に適合した迅速な設計を可能にします。
(この機能はArchitect、Landmark、Design Suiteに搭載)

直線的な基本形状から複雑な曲線形状まで、イベントや常設設置などニーズに合わせたLEDウォールを設計しプランニングできます。
電源や構造部材などの計画とも統合させた、壁面サイズや必要な部品点数、映像のピクセル解像度などの詳細なレポートを生成します。これにより、クルーや関連業者との連携をスムーズにし、作業時間を短縮してミスを防ぎます。
(この機能はSpotlight、Design Suiteに搭載)

専用のサイドアームオブジェクトと挿入ツール、そして簡素化されたクランプおよび機器のリギングの組み合わせにより、作業効率が向上します。
さまざまな構成でクランプおよびパイプ用金物を精確に配置し、編集・管理できます。設計や在庫情報を手間なく、常に正しい状態に維持することが可能です。より複雑かつ現実的なサイドアームで創造力を解き放ち、設計精度とスピードを向上させることができます。
(この機能はSpotlight、Design Suiteに搭載)

Vectorworks 2026は、柔軟性の向上、ワークフローの効率化、データの活用とスムーズな連携に焦点を当てて新機能の搭載や既存機能が強化されています。
最終回となる第三弾は、「クラウドやデータ互換に関する進化した機能」をご紹介します。