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2023年8月10日  |  内装, エンタテインメント, 都市計画/造園, 建築

SketchUpとVectorworksの違い〜作図・編集[基本操作編]


小高 雄一郎

「SketchUpとVectorworksの違い」第二弾は、作図や編集などの操作方法について解説します。 同じ形状を作成する場合でも、操作方法にそれぞれのソフトウエアの特徴があって面白いですよ!

1. 作図の機能

1-1. 機能の比較

SketchUpの作図の機能は、以下のVectorworksのツールやコマンドに置き換えられます。

ツールの比較

ツールの名称やアイコンの見た目もほぼ同じでわかりやすく、どちらのソフトウエアも迷うことなく作図を始められます。

Vectorworksでは、 基本 パレット右上の ユーティリティ メニューから ツールの表示方法 を切り替えることができます。

ツールの表示方法

1-2. 作図ツールの使い方

SketchUpとVectorworksで、直線や四角形などの基本的なツールの使い方はかなり似ています。 1回目のクリックで始点を決め、マウスを移動して長さや大きさを決めたら2回目のクリックをして作図します。

ツールの使い方

似ている中でも、それぞれ特徴的な操作があったり作図後の図形の状態に違いがあります。 そういった各アプリケーションの特徴について解説します。

多角形を作図する

SketchUp ツール

1. SketchUpでは直線などを作図する時と同じ ツールを使用します。 まずは 環境設定 を開き、 SketchUpの環境設定 内の 描画>線描画を続ける オプションを有効にします。

線描画を続ける

2. 始点で1回目のクリックをしたら、必要な頂点の位置で続けてクリックして作図します。

順番にクリック

3. 作図を終了する場合は esc キーを押します。 閉じた多角形を作成したい場合は、最後に始点に合わせてクリックします。

始点に合わせてクリック

Vectorworks多角形 ツール

1. Vectorworksでは 多角形 ツールを使用します。 始点で1回目のクリックをしたら、必要な頂点の位置で続けてクリックして作図します。

順番にクリック_Vw

2. 作図を終了する場合はダブルクリックをします。 閉じた多角形を作成したい場合は、最後に始点に合わせてクリックします。

始点に合わせてクリック_Vw

Vectorworksでは、多角形の作図途中で前の頂点を変更したい場合、 delete キーを押すごとに1つずつ頂点を戻って描き直すことができます。また、 esc キーを押すと作図をキャンセルします。

四角形を作成する

SketchUp長方形 ツール Vectorworks四角形 ツール

長方形_四角形ツール

ツール名は若干異なりますが、基本操作は同じです。

1. 長方形 / 四角形 ツールを選択します。

2. クリック-クリックで任意のサイズの四角形を作成します。

ツールの使い方

決まったサイズの四角形を作図する

例)「横:1000mm、縦:500mm」の場合

SketchUp測定ボックス を使用する

1. 最初の1点目をクリックしてマウスを移動すると、画面右下の 測定ボックス に現在の寸法が表示されます。

測定ボックス

2. 数字キーやテンキーを押すと測定ボックスに任意の寸法を入力できます。 「1000,500」と入力し、 enter キーで確定します。

寸法を入力して作成

Vectorworks生成 ダイアログを使用する

1. 四角形 ツールのアイコンをダブルクリックします。

2. 生成 ダイアログに作成する四角形のサイズ(幅:1000、高さ:500)や配置する位置を設定し、 OK します。

生成ダイアログ

上の画像では、四角形の左下の角が(X:0,Y:0)に来るように設定。

3. 設定した座標かクリックした位置に四角形が作成されます。

作成後

1-3. 作図後の図形

作図後の図形の違いについて、四角形を例に見てみましょう。

SketchUp :線(エッジ)と面として、それぞれ別々で扱われる

上の辺のみ選択

Vectorworks :1つの四角形として、線と面がまとめて扱われる

全体が選択

この仕様の違いが、続いて紹介する加工や編集時の違いに大きく関係してきます。

2. 加工・編集の機能

2-1. 機能の比較

まずは、加工や編集に使用するツールを見比べてみましょう。

編集ツールの比較

2-2. 編集・加工の方法

図形を移動する

SketchUp選択 ツールで図形を選択後、 移動/コピー ツールで移動します。

図形の移動_SU

Vectorworksセレクション ツールで図形の選択と移動の両方を行います。

図形を移動_Vw

図形を変形する

SketchUp :変形したい図形の辺を 選択 ツールで選択し、 移動 ツールで移動させて変形します。

図形の変形_SU

Vectorworks変形 ツールを使用し、変形したい図形の頂点や辺を移動して変形します。

図形の変形_Vw

図形を切断する

SketchUp :切断したい部分に ツールで線を追加すると、線の位置で自動的に切断されます。

図形の切断_SU

Vectorworks切断 ツールを使用します。ツールのモードを変更することで、点による切断や切断時に不要部分を同時に削除することも可能です。

図形の切断_Vw

図形を合成する

SketchUp :前述の切断の応用で、 線がある=切断されている 状態のため、不要な線を削除します。

図形の合成SU

Vectorworks :合成したい図形を選択し、 加工>貼り合わせ を実行します。

図形の合成_Vw

次回は、それぞれの3Dモデリングの方法についてご紹介いたします。 お楽しみに!